10年前の今頃メラメラと燃えていた。
就活もそれなりに頑張り、希望であった人材業界へ。
物がない無形のサービズを売ることこそ営業マンの真価が試される。
この言葉を鵜呑みにし、よし自分の価値を高めてやると。大学時代に営業のバイトをしていたこともあり、同期には負けないと、そう思っていた。
ただ一つ、座右の銘はずーっと「人生これ要領」これは変わらず持っている。無駄な努力、効率の悪い努力というのはしないと決めとこうと。
だから新入社員紹介で自己紹介の時もこれを言い…まぁ注意された笑
新人が最初から要領とか言うなと。まぁその通りなんすけどね😅
でも仕事は電話取りから、新規飛び込みまでまじめに頑張った。
そして、同期と話す時ももっと生産性のある話をとかとも思っていた。
でもある日、給与を見た際、頑張りに比例してないんじゃないんかと感じた時から一気にやる気がなくなった。今まで効率性を重んじ過ぎたばかりに、効率を尽くしてもそれに見合ったお金がもらえないなら、働くことそのものが無駄だと感じてしまったから。
その時から逆に一件一件丁寧に回るようにした。
「新人なのによく知ってるね。」「フォローありがとう」こういう言葉をかけられるようになり、同期ともこういった思いを腹を割って話せるようになった。
結果仕事が楽しいというより、その職場が好きになった…というお話。
人生、これが全てと決めて動くのもいいけど、それがなくなると大きい壁が出てくる。
その時に別の方法に切り替えれて、その状態で楽しめるか。今の新卒も夢に溢れてると思うけど必ずしも全て満足とは限らないからこういうことを頭の片隅に置いてもらえたらいい人生が送れる気がする。
そして結果として言いたい。
やっぱり人生これ要領だと笑