みなさんこんにちは。
ななちゃんです。
今日はタイトル通りのニュースですが、雇用調整助成金の延長のニュース
雇用調整助成金の特例措置 9月末まで延長へ 厚生労働省 | NHK | 新型コロナウイルス
この助成金はどういうものか知っている人も多いかと思いますが、簡単に説明するとコロナで売り上げが下がった企業が従業員をクビにしないために国が補助金を出し、従業員の雇用を継続するというものです。
ま、ま、ま、また延長。。。
コロナがあるからこの助成金は国が主導でどんどん使いやすい制度になりましたが、コロナがここまで落ち着いた今でも未だに続いているのです。
ななは今回の期限で一旦この助成金は終わるものと思っていました。しかし、次の2つを理由に継続が決定されたのです。
・参議院選挙が7月に控えているから。
これってなんか政治のために無駄金を使っている気しませんか?
そして、ついでにもう一つの理由がこちらです。
・ロシアとウクライナの戦争により物価がどんどん高くなって企業の収益を圧迫しているから。
これもコロナと無関係ですよね・・・・不景気って今までなんどもあったのに、ここまでのバラマキはもう選挙を意識して勝手に理由付けしているものとしか思えません。
物価高に対応するのであれば、全国民が影響を受けているのでそれこそ全国民にばらまけばいいのに、今ある助成金を延長してお茶を濁すところが個人的には気に食わないなと💦
もう一ついうなれば社労士の立場として雇用調整助成金は労働者の未来を断ち切るのではないかという心配な面があります。
というのも、雇用調整助成金の受給条件は仕事をしないこと!もちろん研修なども認められません。お家で自己研鑽に励むことは自由ですが、仮に若者たちが毎日寝ていて今までとほぼ同じ給料をもらえたらどう思うでしょうか。
もううっはうはですよね笑。しかも上限が1万5千円。
ななも当事者だったらガッツポーズしちゃうところです。
でも客観的に見れる今だからこそ、気づくデメリットがあります。
それは・・・「成長」です。
個人が大金を得るには毎日頑張って知識を得てそれを実践し、反省し刃を研いで鋭くしていくといった作業となります。
にもかかわらず毎日が休みといったようになると毎日スマホを見てゴロゴロしちゃいますよね。もちろん良くないことですが、これが悪いと言っているわけではありません。
好きでこの状態じゃないでしょうし、このまま続いていくわけもない不安、でも転職がしていいのかといった迷い、色々あると思います。
だからこそ、こういうバラマキ系の助成金は一旦終わりを宣言し、尻に火をつけないとダメなんです。
何人の若者がこれを受給しているかは知りませんが、2年足らずで今まで潤沢だった雇用保険の貯蓄を使い果たし今年から雇用保険料率も上がります。
その分日本の若者の未来の先食いをしているようで心配でなりません。
もちろん本当に苦しんでいる企業もいるでしょうが、正直コロナが始まって早2年強。
もとに戻るまで何とか・・・と考えている企業は正直ダメだと思います。
完全に戻るというのは考えづらいわけですから、コロナ禍ならではの事業計画を立て進めていくべきだと考えています。
何にしても明るい日本になるといいですね😊✨
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