みなさんこんにちは。
ななちゃんです。
今日わりかし大ニュースだと思えるものがネットに上がっていました。
要約すると
1.パナソニックは部署ごとの募集へ・アフラック生命保険は配属先を確約
2.GMOインターネットは年収を2年間保証する
こういった感じです。
2についてはみなさんの想像通りだと思います。
才能・技術あふれる若者が他の社員より高い給料で雇われると
これは雇う側も優秀な人材が即戦力で会社の利益になるのでとてもいい制度だと思います。同じ大卒といっても東京大学もあればF欄大学もある中で、同じ給料のスタートは上位大学ほど不満がでるもの。
大学で差別するわけではないですが、やっぱり色々努力している率が高いのは難関大学なわけです。
そしてこの制度を導入することでいいなと思えるのが、大学名があまり重要ではなくなってくること。
ジョブローテーションとなると、どこでどの人材が使えるかわかりません。なのでとりあえず優秀で努力してきた実績のある人を選ぶとなるとどうしても大学名を優先しがちですが、給料に直結するとなると会社も4年間で何をしてきたか、これからどういうキャリアプランを描いているのかということを重視するようになると思います。
そのため、休学して海外でボランティア、インターンを経験などしていて、他の人より活かせる能力がある人の方が重要視されるというのは間違いないと思います。
次に上記1です。
こちらが格差にどうつながっていくのかということですが、これまでの職種を限定しない新卒総合職一括採用から部署ごとの採用に代わっていくわけです。
そうなってくるとこれまでの、未経験でもポテンシャル採用・・・という可能性がほとんどなくなってきます。
例えば経理職だと、元気で明るいだけより、パソコンが使える人、それより簿記を持っている人、、、などなどどんどんハードルが上がっていきます。
職種を限定できるので、大学生から見てもいいように思いますが、果たして自分の適正についてどれだけ理解できているのかははなはだ疑問です。
これまでななも多くのギャップに苦しんでいる社員を見てきました。
●わかりやすい例
・人とコミュニケーション取るのが好きだから営業職!!
→友達を作るのが好きで、興味のない人に物を売るための会話、関係性を築く会話は苦手中の苦手
・数字が好きだから財務・経理
→数学が好きということで、単純に計算が好きではない。また、税法など暗記しなければならないことが多く、ミスも許されないため、細かい仕事ができなく苦しむ
こういったことになりかねません。
そういう意味では今の新卒一括採用で総合職として色々渡り歩けるのは日本の若者を育てるという意味でもいいのかなって思います。
ただ、今の企業にはこういう時間をとっていることがもう厳しいのだと思います。
外資が倍近い給料を出して能力の高い人を攫っていき、その後に日本企業が能力の低い人を採用して、その企業の体質に合うようにゆっくり育てていくと・・・・
これまでは終身雇用を前提としてこういった手法が企業の層を厚くするという意味ではななも賛成でしたが、ここまで転職が当たり前になり、また、それぞれが給料に見合っているかを考えるようになってくると、正直0から育てていてはグローバル競争に勝てなくなるので、外資基準にあわせてきているのだと思います。
このような変化についてなな自身もさみしくなるなという思いがある一方で、日本と海外諸国を比較して、いい商品というものに差別化が付きにくくなった今、もうしょうがないことなのでは・・・というように感じています。
そのため、みなさんがこの状況に適応し、楽しい社会人生を過ごせたらいいなと思っています😊✨
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