旅人ななちゃんの起業・旅行・やや破天荒な日々のお話

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若い女性は正社員として雇用しない・・・会社のメリットとは👀


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みなさんこんにちは。

ななちゃんです。

 

先日からツイッター上を騒がせているこちらの投稿についてお話していきたいと思います。

「若い女性は正社員として雇用してません」 女性社長が炎上覚悟の投稿 中小企業の切実事情(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース

 

こちらの方は弁理士事務所を運営されている女性社長で、男女雇用機会均等法や世の中の流れに逆らうようにある意見を公表しました

 

若い女性を正社員として雇用しない

 

ふむ・・・👀理由を見てみると

 

・結婚を機に辞められたら困る

・出産を機に辞められたら困る

f:id:pocket-labor-consultant:20230210120250j:image

という経営者目線でのことが書かれています。

こちらについて、批判ばかりかと思いきや意外と世の中ではその通り!よく言った!といった意見が見られます。

 

では実際どうなのか。なな個人の考えをお話したいなと。

まず、ななは社労士の資格を持っているため、顧問先から

「女性ってめんどくさいから採用しないって書いちゃっていいのかな」とか

「出産で休むなら昇進できないって書いていいのかな」

といった相談を受けた場合、もちろんですが、大きなバツを作って絶対しないでと回答します(笑)まぁ、ここまではみなさんも当然だと思います。

 

では会社的にどうなのか、というところですが、大きく分けて二つの視点があると思っています。

一つは売り上げ、人件費コスト、現存する社員の負担

 

当然ですが、一人の社員が一定期間いなくなる、しかもクビを切れないけど、戻ってくる、しかも時間が短かったり残業ができなかったり、また、辞める確率も高くなる、そういった人材って投資としてみると明らかに投資案件ではないですよね。

せっかく時間をかけて育てても他社に行ってしまったり、自分の会社から急にいなくなって他の社員に迷惑をかける可能性があるのであれば、利益を追求する民間からしたら積極的に採用したいとはならないと思います。

これは世の中の流れもそうですが、そもそも論として赤ちゃんは女性からしか生まれてきませんからどうしても女性の身体に負担がかかって、それが元通りになるまではケアしていかないといけないのが現実。経営者としては苦い顔になってしまいますね。

 

一方、もう一つの視点は社員のグローバル基準での育成と会社としての両立イメージ発信

 

現在、世界基準においては、男女差別なんてもう過去も過去。古い話です。女性の社会進出は当然ですし、いったん育児で離れても復帰して活躍しています。子供を産んで育てるという世界共通のことなのにどうして日本だけがこれだけやりにくいのか。。。問題はいかに上げられると思います。

1.まだまだ出産後は女性は働く必要がないという風潮がある

2.女性が家事・育児をする風潮がある

3.残業が当然の日本社会

4.育児を呼吸のように当然といったものではなく邪魔だと考える風潮がある

5.女性の復帰者に合ったポストを用意しがち

 

といったもので、要は日本社会が悪いんです!!・・・といってしまっても何もわかんないですね。

要は海外って育児が当たり前になっていて、周りもそれをしっかり理解している。そして日本の正社員と違って不要な残業などほぼありません。そしてここが一番大事ですが、女性も女性で会社員として働くのであれば男性と同様働くという意識をもっていること。戻ってきて時短で・・・・簡単な雑務・・・とかではなく、総合職でバリバリ戻るというのが一般的です。これは日本の外資系企業の友人複数に聞いてもこのような回答が返ってきます。

 

では、この違いをどうすればいいのか・・・・やはり、企業は若い女性を採用し続けるしかないと思っています。これにより、日本社会を変えていかないといつまでたっても残業させ放題の男性を採用するしかない社会となってしまいます。

そして、これが一番わかりやすいメリットですが、家に祖父母と暮らしていると、だんだんできなくなっていくのを家族として支える姿を間近に見て、老人に対して優しい気持ちになれる子が多くなる傾向があります。それは自分を大事に育ててくれた祖父母の変化をしっかり感じ、考える力を持っているからです。

職場に女性の育児経験者がたくさんいる企業でも同様でしょう。

育てる苦労、取られる時間、ストレスそういったことを学び、他の人間に女性の大変さなどを伝え、少しづつ社会が変わっていくでしょうし、本人にとってもそういう理解があれば他人の仕事を手伝う際に積極的になるなどのメリットも見込まれます。

 

結局人を育てる経営者になりたいか、利益を追求する経営者になりたいかという選択なので、そういう視点で企業をみても面白いのではないかと思います。

一点、やっぱり企業ですからつぶれてはしょうがありません。今回のこのニュースの方は過激に聞こえますが、企業が潰れて路頭に迷う人が出るくらいの規模(例えば5人以下)などは経営が安定するまでは猶予してもいいのかなとも思います。

 

みなさんが幸せになる社会、来るといいな😊✨

 

#ななちゃん #社労士 #行政書士 #若い女性の雇用 #会社の未来は社員で決まる #男女平等とは #結婚 #出産 #退職 #引継ぎ