みなさんこんにちは。
ななちゃんです。
本日は最低賃金に関するニュース!!!!
最低賃金、全国平均1054円 上げ幅50円は過去最大 - 日本経済新聞
ここにあるように現在1054円の最低賃金が50円アップされる模様です。
これにより、都会以外の岐阜・静岡・滋賀なども時給が1000円の大台を超えるとのことです。
ななとしてはこれはうれしいニュース。
やっぱり国は企業に優しすぎましたからね。
法人税を減らす代わりに消費税や社会保障費を個人の負担にさせ、どんどん個人の生活を圧迫させていただので企業が若干負担が多くなることで権然な社会になるのではと思っています。
一方で少し心配なのが中小企業。
そこまで余力のない会社が多いのでもう会社を畳もうとなってしまうと雇用が失われてしまい本末転倒😢
地域で時給が決まるのは仕方のないことですが、もう少し実情を反映できる仕組みがあるといいんですけどね🤔💦
そしてもう一点、社労士の視点としても年収の壁というのはとても気になります。
年収の壁=所得税上・社会保険上の扶養に入るための上限というものがあるのですが、これも少し気になります。
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時給があがったとしても扶養の上限は変わらないので、時給が上がるということは単純に働く時間が短くなることを指します。
そうなると、企業としてもこれまで働いていた時間より短い勤務で働くこととなり、お店が回らなくなります。
多く働いてもらおうとしても扶養を超えることを嫌がられ、他の人採用しなければならないといったコストも発生する可能性があります。
最低賃金の引き上げはもちろんいいことなのですが、こういったデメリットを含め企業・労働者一人一人にとっていい結果をもたらす状況を作らねばと社労士として感じる次第でございます👀♪