みなさんこんにちは。
シャロ―ランドです。
ひっさびさに社労士として少し助成金について書いてみようと思います。
最近色々な業務をしている中でふと気づきました。
人材確保等支援助成金(人事評価改善等助成コース)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000199313.html
これ簡単にいうと
制度を整備したら50万円
目標を達成したら80万円
制度を整備する助成金をもらうには以下の要件
・人事評価制度を取り入れて給料をあげるような仕組みを作る
・従業員の給料を2%上げる
・通常だと1年単位かかるものでも例外の取扱いがあり,それでいくと数か月で条件を満たせる
就業規則の整備等,細かい要件は多々あるものの要件としたら大きくはこれだけ。
ただ,この人事評価制度って少し不思議でマイナスの評価が作れないんですよね。
基本的にはすべてプラスの評価をするようにってこと。
これって少し考えるととてもいい制度なようにも聞こえる反面,本当にいい会社が作れるのか,長期的に見て会社に負担がいかないかなどを考えると積極的におすすめまではできませんが,助成金を取り扱おうとしている社労士にとっては,いいステップになるのではないでしょうか。
ただ,これは今年度,つまり3月31日までの助成金。
4月以降は目標を達成したらもらえる80万円だけが残る予定です。
これは長期スパンになるし,離職者がでれば受給が難しくなるという,会社の事情もあるので中々に難しいかも。
なお,助成金の取扱いは慎重にしないとですね。
助成金にはまるように会社を変えるのではなく,あくまで今の会社が伸びることを考えたうえで,その助成金があれば積極的に活用するという方向がベストです。
無理をするといずれどこかでひずみが生まれ社労士としての信頼というものにも関わってくると思います。町の身近な労働法専門家として頑張っていきましょう😊✨
たまにはこういう社労士っぽいニュースも上げていくことにします笑