みなさんこんにちは。
ななちゃんです。
さて、今日は社労士や行政書士、その他コンサル業者の主要な収入源の一つ、助成金についてお話したいと思います。
といっても、おすすめの助成金とかそういったことではなく、今回はちょっとネガティブ目なお話。
なな自身もよく助成金の相談をうけ、また提案もしています。
実際に助成金がほしい→提案→申請→受給
と、これだけ見るとまさに企業のために行動しており、企業側もかかる経費が助成金の中から支払われるため、まさにウィンウィンな関係にも見えます。
しかし、これを長い目で見たときに助成金を提案することが正しいのかということは永遠の課題だなと思ってしまいます。
少し前の話にはなりますが、数年前に人事評価等助成金というものがありました。
これは評価制度と賃金テーブルを作ってしっかり昇給すると助成金を上げるよといったもの。ここだけ聞くと従業員のためにもいいように聞こえますが、条件がネックでして。。。それはマイナス評価をしないこと。
マイナス評価で減給にしてしまうと助成金は受給できません。
企業の成長には褒めたり、待遇をよくして優秀な人材を確保していくことも重要ですが、全員が全員優秀とはいかないので、どうしても教育といった側面が必要になってきます。そんな中、ダメなことはだめで大きな問題があればマイナス評価をすべきところなのに、助成金という目の前ににんじんをぶら下げられるとどうしても評価はぶれてしまいます。正しく育ててこそ企業の成長はあると思うのでこれは悩みました。
また、現在進行形である助成金で、雇用調整助成金というものがあります。
これはコロナ禍でかなり条件が緩和されましたが、売り上げが下がった企業でかつ、従業員を首にしない時は従業員の給料を国が補償するよ!!だから首にしないでね!!といったものです。しかも問題なのが働いてはダメ!ちゃんと休業させていれば全額だすよ!と。
これ自体悪いことではないのですが、すでにコロナ発生から3年、ようやくこの助成金も終了するという見込みがでてきましたが、正直言って遅すぎます。
もちろん回復しきれない企業は多くあると思いますが、そのような企業をいつまでも延命しておくことに、そこで働く従業員の方にどれほどプラスがあるでしょう??
特に若い方においては、一年というものはとても貴重です。若いうちに色々学んでおいて成長するチャンスがあるところを働かずともお金がもらえていると復帰をする気がおきず、また働く意欲がそがれてしまいます。
半年程度でしたらありがたいって思うことも3年ももらっているとそれが当たり前になり、今後どんな企業につこうとも割に合わないといった気持ちが出かねません。
もちろん本当に苦しい企業もいるので一概に悪とは言えませんが、早期に終了の日を宣言して、そこに対して向かっていくべきだったのではと感じています。
何がいいのか、何が悪いのかは今でも答えが出ませんが、助成金の提案というのは企業にどういう形になってほしいのかというところまで考えたいななにとっては難しい問題だなと感じています🥺💦
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こういった感じで国からもらうお金は条件が