みなさんこんにちは。
ななちゃんです。
今日はこちらの男性育休についてななの意見を述べておきたいと思います。
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これまで育児休業は女性がとるもので、期間も1年が一般的とした制度でした。
それが法改正され、男性も分割して1か月など短い期間でも取得できるのが特徴の制度となりました。
この制度、ななの顧問先でもいくつか活用事例がありますが、まぁ難しいですね、この制度を成り立たせるのは・・・
なので、お手盛りのように、少し早い夏休み感覚で取らせる企業もありますし、日本企業ではなかなか使いづらいというのが本音です。
顧問先でこれは使えないなと思った職種No1は断トツで営業職です。
住宅営業がわかりやすい例なのですが、ああいう仕事って売上至上主義なんですよね。
ですので、2か月とか営業マンが休みを取って、その間、物件に関する問い合わせなどがあった時に非常に困るんですよね。
彼らは通常時の給料は低く、売買が成約した際にインセンティブが入るわけですから、それが他人にとられるとなると非常に苦しいと。今回の男性育休には出社も認められていますが、結局一日出社したらそのやりとりで次の日もメールを見ないと心配になるわけですし、他の営業マンがわざわざフォローし続けてくれるかというとそうでもないと。
育児に関して男性の参加ということはなな自身本当に素晴らしいと思うし、なな自身も3人産んでもらって6年くらいがっつり取って、社会からの脱却が理想ですが、3か月程度の休みであると、戻った時、ただただ給料が低くお客さんも全部切れてしまったということでは取ったとて誰も幸せにならない制度なんです。
政治家や官僚なんてのは、辞めても替えがきくからそういうことに全然気づかないんでしょうね笑
とってもいいけどとったら人生が詰むような法律、何とかならないかなって思います😢💦
育休者の給料を補填するだけでなく、そういう男性の子供の保育をする保育士さんや会社が代替者を雇用する際の十分な補助金などそういった視点で支援が欠かせないと思います。
そして、一番ネックな解雇制度。なかなか人を切れないとなると本当に雇いにくくなるし、今いる従業員への負担が増える一方なのでこのあたりにもメスをいれてもらいたいなと思っています