みなさんこんにちは。
シャローランドです。
さて、前回までは同級生に勉強のできなさをdisられた経緯までお伝えしました。
「そんなことも分かんないの?」これは割と衝撃的でした。
家庭の収入のことで劣等感を感じさらに自分自身のことでもダメなのか・・・
まるで自分のダメさが親の責任にあるように感じ、頑張って働いて通わせてくれている親にも申し訳なさを感じてしまいました。
そこから、怒濤の逆襲を開始しました。
最初は教科書の内容なんて正直わからない・・・そういった状況でした。
そこで 考えた結果1からやれば誰でもわかるように作られている。
それであれば1からやればいいんだと・・・
というわけで教科書を1ページ目からやり始めました。
毎日家に帰って数時間狂ったように勉強を始めました。
テストでも1からノートを書き直し、わからなくても丸々覚えるようにしました。
すると、まず社会などの暗記系の科目の点数が上がってきました。
中学2年の1学期から勉強をはじめ、秋口には真ん中くらいまで成績が上がってきました。
そこまでくると成績が上がることに満足感を覚え、誰に言われるまでもなく自分で勉強するようになってきました。
今まで感じていた惨めさを救ってくれた勉強。これが自分を支える唯一の柱でした。
そして、さらに勉強をつづけるともともと好きだった理系教科や英語も8割を超える点数を こんすたんとにとりはじめました。
この頃は朝2時頃まで勉強を続け、授業中は捨て、自分のしたい勉強に全力を注ぐ・・こういった生活をしていました。
この頃から性格も悪くなりはじめた気がします。
勉強が全て!できない奴は落ちこぼれ!人生先が無い!!こういった考えが自分にまんえんしていきました。
今考えると寂しい中学時代だったなぁと思います。
友達との青春や恋愛なんてものはほぼ記憶にありません。
そうこうしているうちに、中学3年生になったころにはテストの成績が1桁常連になりました。常に1位を伺うポジションに♪
この頃はテストが楽しみでなりませんでした。
一方でテスト以外の楽しみってなかったと思います。
参考書が友達でした。泣きたくなります(T . T)
そして、最後の期末テスト。全てを勉強に捧げました。
このテストを自分の集大成にするんだと。
毎日朝近くまで勉強しフラフラでテストを受けました。
そしてテストが終わり、成績表が家に届きました。
勉強にしか捧げてこなかった三年間。自分はどんな結果だったのだろう。。。
どきどきしながら通知書を開いた結果。。。順位の部分には「1位」と表示されていました。
泣きたくなるほど嬉しく、周りからもとても尊敬されていました。
ただ、一つ。何か物足りなさを感じていました。物足りなさ・・これは虚しさともいうのでしょうか。
点数が良くて褒めてくれる人はいても、そのことで笑い合える仲間はほとんどいませんでした。
このままでいいのかな・・・よくないよな・・・
そうした気持ちを抱え、高校に進学するのでした。