旅人ななちゃんの起業・旅行・やや破天荒な日々のお話

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ファッション業界で新卒初任給40万円!?内訳に難あれど賛成です👀♪


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みなさんこんにちは。
ななちゃんです。

 

さて、本日はこちらの話題。

TOKYO BASE初任給一律40万円に - Yahoo!ニュース

ファッション業界のTOKYO BASEが初任給を40万円に引き上げたことが大きく取沙汰されています。
新卒で給料が40万円・・・とてもすごいですね。ななのお客さん先でもこのレベルは聞いたことがありません。

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日本に数人しかいないような優れた人間に対して支給するのかというと、そういうことでもなく・・・ただただ新卒に40万円・・・

通常、これができるのって本当に利益が出ている会社で将来も成長できる可能性が強い業界しかできず、また、一度雇用するとなかなか解雇もできないため、ポテンシャルしかわからない新卒でここまでの優遇策は異例とも言えます。

この40万円という給与の内訳が果たして正しいのか、またはからくりがあるのかを紐解いてみたいと思います。

まずニュースには大々的に40万円の新卒初任給とでてましたが、募集要項を確認すると・・・

初任給:203,000円
固定残業代(80時間):172,000円
一律通勤手当:20,000円
その他一律手当:5,000円

最近この固定残業代って言葉多いですね。
固定残業代とは、実際の残業時間に関わらず、一定時間分の時間外労働、休日労働、深夜労働に対して毎月定額の残業代を支払う制度です。
例えば固定残業時間を20時間と設定していた場合、あらかじめ20時間分の時間外手当が支払われているため、20時間までは時間外手当が発生しません。
つまり、80時間までは毎月働かせても残業代を支払う必要がないと・・・こういう仕組みになっています。

ここで気になるのが初任給・・・20万円って結構普通ですよね。毎月40万円の収入があるのは確かにすごいですが、将来的な賃金の上昇率、賞与が基本給の何か月分なのかということも注目すべき点です。
初任給自体はすごいけど、20年働いて基本給が30万円で固定残業代20万円弱がついてボーナス計3か月分とかだと月50万×12か月+賞与30万円×3か月=690万円と40歳にしては決して高くない年収になってしまうからです。

そしてもう一点は残業時間。残業時間は特別条項を用いても年間720時間、月80時間(※ルールあり)以内と決まっています。ですので、80時間分を1年間となると960時間となるので、ここは残業のルールを守ってほしいところですね👀

ただ、なんにせよ、給与を高く支払うという事実はあるわけですから、ななは応援します。
世の中は否定の色が強いですが、激務でも給与が高ければ不満もでないし辞めません。


そういった観点からもみてもらって、むしろファッション業界は参考にしてもらうことで、若き才能のある子たちが頑張れるならそれは素敵なことだと思っています。

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