みなさんこんにちは
ななちゃんです。
突然ですが、日本には安楽死制度というものはないことをご存じでしょうか。
「本人が望むなら」 ALS嘱託殺人罪の医師、安楽死への考えを語る [京都府]:朝日新聞デジタル
少し前に医者がALS患者に頼まれ安楽死を手伝ったことに対し、罪に問われています。
ちなみに筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、体の筋肉が徐々に動かなくなり、最後は自分で呼吸もできなくなり、死に至るという病気です。
抜本的な治療法もなくただただ死を待つという何とも恐ろしい病気です。
今の日本はこの病気にかかわらず、どのような状況になってもみずから選ぶ死というものを認めていません。
そして、それを支える医療制度について、医療費の負担をするのは主に若い方々です。若い方が支払い保険料と税金で国の医療制度支えています。
もちろん、治る見込みのある方々にはどんどん医療費を投入して元気になってもらって人生を楽しんでもらえたらと思います。
一方で、人間には今のところ絶対に直せない病気に近いものがあります。
それは、「加齢」。歳を取ると誰しも今までできていたことが一つずつできなくなります。そうして最後は人の助けなしには生きられなくなってしまいます。
もちろん人によっては100歳まで元気で過ごしている方もいますし、若者に負けないようなバイタリティーで動いている人もいます。
そうした人は問題ないのですが、なながここで言いたいのは、自分で意思疎通もできず、管でつながれた人たちです。
この人たちは回復することもなく、家族が見舞いにくることもなく、ただただ死を待つばかり。死ぬことも選択できませんし、また家族が殺すという選択肢も取れません。
この老人が今の日本に何を生み出しているのでしょうか。
表面上は、何も生み出していません。動くことも、しゃべることもできないのですから・・・
ただ、この人が呼吸をしているということで2つのものを生み出しています。それは・・・
医療費と年金です。
病院や施設に入り、寝たきりでいると保険適用の範囲で死ぬまで医療費がかかり、病院の大切な収入源となります。その収入源は医師や看護師の収入を支えています。
そしてもう一つは年金。この老人が生きているとその介護をしている家庭には半永久的に年金が入ります。もちろん医療費の一部はもっていかれるでしょうが、残ったお金はその家庭の重要な収入源となります。
こういった意思なき方の生命の存続、国の発展を考えたときに安楽死などの選択肢も考えた方が、明るく元気な未来が待っている気がします。
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